★第一回 ウォーク震災モニュメント訪ねて★
●1月24日(土)9時30分 神戸・三宮東遊園地集合 参加者13名
●コース 東遊園地→新港町→神戸港震災メモリアルパーク→元町商店街→三宮商店街→生田神社→相楽園(ハッサム邸)→大倉山公園→諏訪山ビーナスビレッジ→JR元町駅近くで終了ミーティング  
●特別参加 阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」(HANDS)理事長白木さん、専務理事大下さん、植西さん
★震災の記憶・マリア像★
神戸市役所南側、フラワーロード沿いの東遊園地に建っているマリア像。時計が5時46分を示している。
東遊園地の東に隣接するフラワーロードの石垣が波打っている。震災でできた地盤のズレがそのまま一部残されている。
 ★慰霊と復興のモニュメント★

東遊園地内にある。幅十メートル、高さ1メートル、奥行き7メートルの巨大な御影石の板から水を下へ噴射させて宙に浮かせた形をつくり「未来」をイメージしているそうだ。
下に地下室を作り、壁面に犠牲者の名を刻み、静かな環境の中で鎮魂の思いに浸れるようになっている。

国際的に活躍する楠田信吾さんの作。

★めい想の空間★
震災でなくなられた神戸市の犠牲者の名前が刻まれたプレートが建物の壁面一面、アイウエオ順に並べられている。神戸市外の方も刻まれる方向のようだ。
地下室のむき出しの壁面では冬は寒いだろう。千羽鶴でも飾ってあげたら・・・ヒロシマ出身だから原爆の子の像の千羽鶴が浮かんできた・・・。折鶴くらいなら。

 ★1.17希望の灯り★
 一九九五年一月一七日午前五時四十六分
 阪神淡路大震災
 震災が奪ったもの
 命 仕事 団欒 街並み 思い出
 ・・・たった一秒先が予知できない人間の限界・・・
 震災が残してくれたもの
 やさしさ 思いやり 絆 仲間
 この灯りは
 奪われた
 すべてのいのちと
 生き残った
 わたしたちの思いを
 むすびつなぐ

(碑文)6432の命と生き残った私たちへのメッセージ
 ●希望の灯り写真の拡大図
 ★未来へ★

希望の灯りは「未来」へのメッセージ、なくなった犠牲者の命をこれから生きていく人が受け継いでいく、いのちの尊さ、生きる力、未来をすばらしいものにしていくために、復興、希望・・・希望の灯りを心に分灯してリレーしていこう。安らかに! 参加者全員で黙祷!

●クリックすると拡大写真

揃いの帽子はHANDS希望の灯りスタッフが着用するものをいただいた。

 ★震災の証明はここにも★

東遊園地のすみにあるフェンス。ごく普通の光景だが、この公園あたりは震度7の激震に見舞われて大きく地盤が動き、その地盤のずれで写真のように左右に60センチの段差がついている。
 ★浜手バイパス被災構造物展示モニュメント★
三宮-本町の国道二号線の渋滞緩和のために86年に開通した高架道、72基の橋脚のうち52基が壊れ、橋桁も最大で3.5メートル横ずれした。
モニュメントは橋桁、路面と路面を結ぶ伸縮装置(写真左)と橋桁と橋桁を結ぶ支承(下)
 ★すさまじい地震のエネルギー★

橋脚はコンクリートがはがれ落ちて中の鉄筋が曲がっている。支承は縦530トン、横94トンの力に耐えられるが、これも一部が破断しており地震のすさまじいエネルギーを伝えている。

土木の専門家、今井さんの話では、これだけの力が加えられるもの・・・計れるものはないという。必要がなかったということか。
 ★神戸港震災メモリアルパーク★
被災した波止場のうち南端から60メートルをそのまま残し会場回廊を設け被災の生々しいありさまを再現。

↑★神戸へのメッセージ★

元町商店街、三宮商店街に敷かれているレンガに書き込まれた応援メッセージ・・・踏まれてだんだんと文字が見えなくなっているが・・・心は残る。



←★ブロンズ像「讃太陽」★
神戸最大のショッピングアーケードも大被害を受けた。
生田神社に通じる生田筋と三宮センター街が交わる角に、太陽に向かって両手を突き上げた少女のブロンズ像「讃太陽」が建っている。台座に「神戸・三宮”祈り”そして明日へ!」とある。彫刻家・桑原巨守氏作。
台座の下に安置された壷の中には、犠牲者の名簿と震災当日の新聞が納められているという。
 ★生田神社★ ↓折れて落下した鳥居
         
 ★絶望と希望の歌★生田神社

震災で柱が根元から折れて拝殿はペシャンコにつぶれた。右上の写真は折れて落ちた鳥居。左のモニュメントには、「うるはしき 唐破
風もちし 拝殿は 地上に這いて 獣のごとし」
・・・「朱に光る 唐破風今ぞ そびえたち 羽を
拡げし 真名鶴のごと」と書かれている。
★相楽園(旧ハッサム邸)重要文化財。神戸港開港当時に建てられたコロニアル様式の建物。震災でレンガの煙突が天井を突き破り1階まで落下した。その煙突が邸前庭にモニュメントとして立っている。↓


★旧ハッサム邸前でミーティング★

NPO法人阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」(HANDS)理事長の白木利周さん、専務理事の大下幸夫さん、理事の植西さんを囲んで熱心な話し合いができた。
理事長の白木さんは震災で神大生だった愛息を亡くされた。愛息健介さんが使っていたリュックを背負ってANDSの活動を続けられている。震災モニュメントめぐりマップ作成、ウォーク・・・ここでないと聞けない貴重な話を聞かせていただいた。全員、賛助会員に入会(参加条件)
●写真拡大はこちらから
 ★大倉山公園の鹿児島県慰霊碑★

大倉山公園にある全国のふるさとの森の鹿児島県の森の一角に鹿児島県出身者震災犠牲者204人を追悼した慰霊碑が建っている。
  震災から9年、街並みは復興しているが・・・

  諏訪山ビーナスブリッジから・・前方は六甲アイランド

 諏訪山ビーナスブリッジから・・神戸中心部、前方はハーバーランド
神戸市役所横の花時計 正面右に阪急会館が見えないのがさびしい
大きな被害を受けて建て直した大丸神戸店 崩れ落ちた真ん中を改修してそごう三宮店

  避難場所になった神戸市役所新館と4階がつぶれた手前旧館