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東海道五十三次ひとり歩きの歩き納めを22日、23日に決めて前日の21日を静岡県のさった峠(興津宿-由比宿間)から富士山をみようと東海道番外さった峠編で訪ねることにした。

交通費を節約するために青春18きっぷを利用して朝7時8分、新大阪駅から東海道線で長い電車の旅に出発。京都へ向かう車中、生駒山からきれいな日の出がみえた。




最初の乗り換えは「米原」、ここでJR西日本からJR東海へ、車体のカラーが変わる、ここはすっかりおなじみのコース「大垣」行きの車中から関ヶ原あたりは一面の雪景色。




大垣で「浜松」行きの快速へ乗り換えるがここは乗り換え時間が少なくて隣のホームへみな殺到する。ぼやぼやしていると乗り遅れる、以前経験しているので急ぐ、米原からこの列車は青春18きっぷ組が多いので混雑する。



名古屋を通過、しばらく行くと何箇所か歩いた東海道五十三次の現地が見えてなつかしい。「豊橋」を通過、ここではネットのウォーキング仲間に出会った。

思い出の多い新居関所の新居町を過ぎると浜名湖へ、真夏の7月の終わりにここの橋を歩いた、暑かった!

浜名湖を通過・・・

「浜松」で「興津」行きに乗り換える。すわっているだけなのに腹がへる。


浜松駅の乗り換え時間も4分、ホームの駅そばが食べたい。しかし、トイレを済ませておくことにしてお菓子と持参の生姜飴ですき腹を慰める。去年の夏、暑くて休憩に寄った「天竜川」駅から夕立にあった天竜川を通過。

つぎの「磐田」駅では東海道完歩の先輩に出会ったところ、なつかしい思い出の友情の駅だ。
12時20分に「静岡」へ到着。スタートを今日にするか明日にするかでぎりぎりの今朝の体調で決めて出てきたので乗り換え時間の13分を利用して今夜の宿さがし小田原の宿を携帯で確保できたがはらぺこで「三島」行きに乗る。



車内は乗ったり降りたりの人でどんどん変わる。関西圏から中京圏へ、そして関東へ向かうので車内で耳にすることばもだんだんと変わっていく。
乗っている人の表情を観察するのも楽しい、マスクをしている人も結構いるな。こちらも浜松まではマスクしていたがやめた。
吊り広告も楽しい。何度きても思うが静岡県のJR車内は「JRさわやかウオーキング」の広告を必ずみかける


関西ではJRにウオーキング広告はみかけない。「JR駅からハイキング」はたくさん発行されているが私鉄に押されているのかな。
由比が近づいてくる、天気はずっといい。きっと富士山は見えると思う、そわそわ、わくわくしてくる。

12時54分に「由比」へ到着。ここまで5時間46分の旅。「由比」駅出口への階段とは逆にホームの端へ急ぐ
おー、富士山のてっぺんが見える、やった!



しかし、気になるのは雲が右に見える。駅前に出て食事をしたいがその間に富士山に逃げられてはたまらん。
桜えび通りからも富士山が見える、とにかく早く峠の展望台へ行こう。ここの駅に降りたのは4月と6月に続き3度目。過去2回は富士山を見られなかった3度目の正直、もう、姿を見せてくれるだろう。


街道の名残が残る由比の道を急ぎ足で<そして必死でさった峠を登って行く。途中から振り返りながら富士山を確認。


逃げられないように、隠れられないように、確認をしながら雲がだんだんと近づいているのがわかる。焦る、頼む、頼むから隠れないでくれ!

みかん山を登って展望台へ、見えた、見えた、見えた!
見物に大勢の人が来ていたが車らしい。
犬を連れた同年輩のおじさんが声をかけてきた。毎日犬の散歩で来ているが地元の者でもいつもこんなにきれいに見えることはないそうだ。朝がいいと言っていた。

雲は出ているがそれはそれでいい、頭を雲の上に・・・思わず口に出る、展望台からカメラスポットの見晴らし台へ。



富士山もきれいだが正面の伊豆半島もきれいに見える。4月13日の誕生日に来た時は曇天で富士山も伊豆半島もまったく見えなかった。



しばらく峠をなつかしく散策して楽しんだ。その間に富士山に雲がかかってきてそれでも雲の影が富士山に映って珍しかった。



やっと空腹に気がついて無店舗販売から4個100円のみかんを仕入れた。下り道で富士山をみながら食べていたらバイクで下りてきた人が怖い顔してこちらを見た。

まわりはみかん畑、手を伸ばせばいくらでもとれる。多分、そこのみかんを獲って食べていると勘違いしたのだろう。無店舗販売の人へ、領収書を発行してください!
100円とかかれた袋を道に証明書代わりに置いていたのに。

由比駅前の食堂で名物のさくらえび定食を食べよう。楽しみに下りたら本日定休、なんだ4月も定休だった。ほかに店はない、コンビニもない、二つ目のみかんで飢えをしのいだ・・・大袈裟かな
もう由比駅から富士山は見えない。


15時46分の「熱海」行きに乗った。

富士川を渡る車内からの富士山。もう雲がかかっている。

熱海の手前で見事な夕日が見えた
16時51分の熱海に到着、ここで駅弁を買った。



「小田原」行きに乗り換え17時13分に今日の宿泊の小田原駅に着いた、あー楽しかった。

今日の旅費は2,300円
乗車時間(乗り換え時間含む)7時間13分
通常の乗車料金は 7,580円、
新幹線を利用すると 2時間7分で12,470円

小田原まで前回に来ているので明日はここからスタート。
予約したホテルは駅から1分、探したがわからない、電話しても出てこない。コンビニで買ったきりんさんの一番さんで富士山の感動に祝杯をあげたいと仕入れた食料袋を片手にうろうろ。四度目の電話でやってホテルの人が出てきた。路地裏のわかりにくいところ、とにかく部屋に入って即小宴会を始めた。


(熱海駅で買ったこの弁当はおいしかった)

この旅は夜の外出を禁止している。熱海で買った弁当にビールに夜食用と朝食用の食料で今日の旅費を上回る出費になった、おこられるぞ。

宴会を終えしばらくテレビでくつろぎ明日のコースの準備をする。
当初の予定は「小田原」から「大磯」だったが「平塚」まで歩くことにした。「冬至」の日、距離は長い、いい歩きをしたい。